幸せの充電 | to the sky

幸せの充電

今日はほんと、自分がいけてなかった。
超イライラしてしまった。
道がわからないのにわかったといってそのまま走るタクシー(最終的に誤解が原因だった)。郵便物を送ったのに確認が出来ずちゃんと届いたかわからなくなっちゃったインドの郵便システムと郵便局のおじちゃん(最終的に判明した)。15分後に電話するといわれたのに1時間たっても電話がかかってこない会社(最終的に催促してかかってきた)。

時間の流れがゆったりしているなら、郷に入れば郷に従えで、インドの流れにあわせて私が余裕をもたないといけないのに、「日本だったらありえん!!!」と思ってしまい、なんだか今日は午後から超イライラしてしまった。

最後にのったタクシーで、「私が言った道と違う!」って冷たくしちゃったおじちゃんが私が下りるとき、申し訳なさそうに自分が運転席から降りて扉を開けてくれたとき、自分の父親くらいの彼の顔を見て、自分がイライラしたことで胸が痛くなったのは、私です。意地悪なことしちゃった。神様ごめんなさい。おじちゃん、ほんと、ごめんなさい。一生懸命探してくれたのに。

超反省。
みんなが優しくしてくれるのに、イライラして、せっかくそういういい気持ちを自分で壊してしまって馬鹿だなあと思った。

そんな私でも、いますごく支えられているのは、先月に引き続き、温かい家庭の皆さんと一緒に暮らせてるってこと。思えば、私のうちは6人家族プラスわんちゃんもいて、近所にもう一家族(父方の祖父母)も住んでいたから、8人の家族が一緒に住んでいたようなもの。常に家に誰かいるというにぎやかな家で育った私なのですが、18歳で地元を出た後、まともに家族と暮らしたことがありません。本当は、けんかしながらも、にぎやか家族が大好きなのに、物理的な環境がそれを許さず、海外にも出たし、1人が多かったから、心細いなあ、寂しいなあと少なからず思ってた部分があったのだと思います。無意識のうちに。

今日、おうちに帰って、新しい5歳と3歳のぼっくんが「おねえちゃん、おかえり~だっこだっこー」と言って迎えてくれて、そんな彼と彼ママの温かい笑顔を見たら、イライラしてた気持ちとか自己嫌悪とか全部吹っ飛んで、ストレスとか、全部なくなりました。私には、多分、愛の充電が必要だったのだと思います。あったかい家庭って、こういうものだったんだよなと。

久々に「おかえり」って言ってくれる人がいるところに帰って、なんか、とっても嬉しかったのでした。オレンジ色です。

今日は更に、新しいぼっくんから「一緒にお風呂はいろー」と言われて(笑)私が1人でまじに照れてしまいました。急なラブコールにどぎまぎ(笑)。最終的にはママの「(子どもが出来たときの)練習にいいわよ~」という一声に乗って、今度週末に一緒にお風呂に入ることにしました☆何して遊ぼうかね。で、「一緒にねよー」とも言ってくれたんだけど、お姉ちゃん、おうちに帰ったら帰ったで別の仕事をしなければなので(一緒に寝たら多分私がぐーすか先に寝ること必須)、今日はお預けで、これも週末一緒にねんねしようねということで、お約束をしたのでした。一緒にいてあげたいのにいてあげられないことのつらいこと。。多分、私がこのまま働きながら子どもを持ったら、そういう気持ちをたっくさん味わうんだろうなと思いました。

とにかく、あったかい家庭は、仕事の原動力なんだということを、心の奥のほうから感じています。今日は、みんなが、私の誕生日のお祝いもしてくれました。

インドに来て、1人で暮らすのかと思っていたから、それなりに孤独と言うものにも耐えないとと覚悟してたんだけれど、先月に引き続き、こんなに温かい家族の皆さんと接することが出来て、神様は、キャリアとともにもう一つ考えないといけない大事なことを教えてくれているような気がします。これは、絶対に偶然じゃない。

小さいころから、にぎやかで、時にはにぎやかすぎるくらいの家で育ったから、それが当たり前で、最初は1人になって自由でいいやーって思ってたけど、今になって、それが、本当にprecious(大切)で、wonderful(素敵)で、amazing(すごい)ことなんだということに気がつきました。そのパワーが与える力は無限大です。

新しい家族の皆さんと、そして、相変わらず日本から支えてくれる家族に感謝。私も、あったかい家庭をつくろうと思います。大事なことを教えてくれて、ありがとうね。